まりもってどういう生き物?

自然・生物

本来、まりもとは糸状の藻です。細かい糸状の藻が丸くくっつき合ってるものが一般的によく目にするものですが、一本一本のことを「まりも」といいます。

藻の成長過程で光の当たる上部が重くなると沈み、徐々に回転しながら球状になっていきますが、いびつな形が多いようです。お土産などで販売されている綺麗な丸形のまりもは、工場などで人の手で丸めて作られています。

河口湖や山中湖などに生息していますが、阿寒湖のまりもは特別天然記念物に指定されているため、採取も販売も出来ません。湖から持ち去る人がいることや、観光施設や観光客による汚水流入などで絶滅が心配されるほど減少してきているのが現状です。