パルスオキシメーターとは、動脈血酸素飽和度と脈拍数を測定する装置のことです。
指先などに挟み、光をあてることで簡単に測定できます。
受光部センサーが、拍動する動脈の血流を検知して、光の吸収値から酸素飽和度を計算し、表示します。
1974年に日本で開発されましたが、それまでは採血して酸素分圧を測定しなければなりませんでした。
患者の負担も軽減され、素早く数値が出るので病院などで幅広く使われています。
最近では、新型コロナウイルス感染症の重症化の目安になる血液中の酸素飽和度を測定できる装置として注目を浴びています。