犯罪捜査で容疑者の似顔絵を作成する「似顔絵捜査官」がいます。
この似顔絵捜査官は専門的な絵の勉強をしてきた人たちというわけではなく、一般の警察官の中から、似顔絵講習会を受講して技術を身に着けた警察官がなれるものです。
目撃証言から特徴を捉えて描いたり、写真の人物の何年後の顔を予想しながら描く練習をするそうです。
似顔絵は、写真のようにリアルに描いてしまうと、本物を見ても「似顔絵とは似てない」と思う可能性が高くなってしまうため、あえてぼんやりとした絵にしています。
「少し似ているかもしれない」と感じさせて、多くの情報を集めるのです。