リスの忘れ物

自然・生物

リスは、冬になるとエサの木の実がとれなくなるので、木の実がたくさん生る秋に、冬の分まで備えて隠してとっておくのです。

木の実は、他のリスや動物に食べられても大丈夫なのように、何カ所にも分けて隠しておきます。

しかし、いくつか隠した場所を忘れてしまうことがあり、毎年そこから芽が出て数年かけて大きな木になり、リスの住む森の木を絶やさないといいます。

また、リスが一度に口の中に入れられる木の実は左右3個ずつ計6個だといわれています。

頬袋に入れますが、ここには唾液腺が無いために乾燥したまま木の実を運ぶことができるのです。