IBDを理解する日

生活・健康

5月19日は「IBDを理解する日」です。

「IBD」とはinflammatory bowel diseaseの頭文字をとった言葉です。

炎症性腸疾患という意味で、腸に炎症を起こす病気「潰瘍性大腸炎」や「クローン病」をさします。

10~20代など若い人に発症することが多く、今のところ原因は不明で難病に指定されている病気です。

1990年代以降に日本では患者数が急激に増え続け、現在では潰瘍性大腸炎は約20万人、クローン病は約7万人もの患者がいるといわれています。

血便、粘液便、下痢や腹痛、体重減などの症状で、発症すると長期間の治療が必要です。

また慢性的に繰り返すため、電車や車に乗るのが難しかったり、周囲の理解がなく、仕事や学業、人間関係などに支障をきたすことも少なくないといいます。