「猫が顔を洗うと雨が降る」と古くからいわれていますが、本当なのでしょうか。
顔を洗うとは、猫が自分の前足を舐めてその前足で顔をこする仕草です。
実はこれは科学的根拠があるようです。
猫のヒゲには、湿気などを敏感に感じ取ることができます。
低気圧が近づいてくると湿度が高くなり、猫のひげが湿気によって重くなり垂れてきます。
猫は、張りがなくなったり、垂れたりしたヒゲが気になって、前足を使ってこすっている状態なのです。
また野良猫が多かった時代には、猫の顔に付いたノミが湿気によって活発になり、顔が痒くなって搔いていたためともいわれています。