領収書の宛名に「上様」と書いてもらうことがありますが、どのような意味を持つのでしょうか。
江戸時代、将軍を尊敬の意味を込めて上様と呼んでいたことからきているようです。相手の名前をそのまま呼ぶことを避け、敬称として使われている言葉です。
領収書の「上」は、失礼なくその会社名を略した意味といえます。また、どの会社にも使えるものになってしまいます。
急いでいる時や会計が混んでいる時、会社名が長いなど様々な理由で宛名を上にしますが、会社によっては正式な社名を記入しないと受け取れない、お店側も上様では発行しないという場合もあります。
あくまでも「上」は略式なので、きちんとした社名を記入した方が信頼度が高い領収書だといえるのです。