羊羹(ようかん)と水ようかんって何が違うの?

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羊羹には、練り羊羹、水ようかん、蒸し羊羹があります。その総称を羊羹といいます。

しかし、一般的に羊羹といえば練り羊羹のことを指すことがほとんどです。

羊羹(練り羊羹)と水ようかんは材料に違いはなく、小豆、砂糖、寒天です。

大きな違いは、糖度と作り方です。

羊羹は小豆を炊いた餡と砂糖を練って作りますが、水ようかんは寒天と餡、砂糖を少なめにして煮詰めないで作るため、水分が多く柔らかいです。

砂糖をたっぷり使って作っている羊羹は保存食といわれるほど長期間もちますが、水羊羹は日持ちしません。

水ようかんは夏の食べ物と思われがちですが、福井県と筆頭にする北陸、近畿地方では、冬に食べる文化があります。