ウェディングドレスのトレーン

文化・歴史

ウェディングドレスの引き裾のことを「トレーン」といいます。

英語の「トレイン(train)」に由来していて、連なった列車のように裾を長く引きずることから、そのような名前になったようです。

トレーンの歴史は古く、古代ローマから続いているともいわれています。

身分が高いほどトレーンが長いとされ、高貴な家柄のステータスだったようです。

長いトレーンはとても動きにくいですが、周りの者が全て動いてくれる分、高い身分の女性は動きにくくても問題はないという意味もあるのです。

また貴重な布をたくさん使えるというのも裕福な象徴であることから、長いトレーンが人気となり女性たちの憧れになっていきました。