新年一般参賀って何?

文化・歴史

「新年一般参賀」とは、毎年1月2日に皇居において、天皇陛下が国民から祝賀をお受けになる行事です。

天皇皇后両陛下ほか皇族の方々が、皇居宮殿のバルコニーで参賀者からの参賀に応え、お言葉を述べられます。

この行事は、国民は普段通ることができない皇居正門(二重橋)から宮殿の東庭に参入し、皇室に向けて祝賀の意を表する事が出来る唯一の機会でもあるため、毎年多くの人が集まります。

1925(大正14)年に中止されていましたが、1948(昭和23)年に再開され、2日間で13万人が訪れました。

2021年、2022年の新年一般参賀は新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から中止になりました。

一般参賀は新年以外に、天皇の誕生日を祝うために行われる「天皇誕生日一般参賀」や皇位継承が行われたときにも一般参賀が行われます。