豆腐には「絹ごし」と「木綿」の2種類があります。製造する過程の最後で、2種類の豆腐を作り分けします。
型箱に豆乳を流し入れ固める方法で、木綿豆腐の場合には、多数の穴が開いた型箱を使用します。そして豆乳を入れた後に上から重しをのせて、水分を出します。木綿豆腐に付いている模様は、型箱に敷いている布の跡なのです。
一方の絹ごし豆腐は穴の開いていない型箱に、重しはせずにそのまま固めます。
栄養成分も異なり、木綿豆腐はたんぱく質、カルシウム、鉄分が、絹ごし豆腐より2〜3割多いといわれています。ビタミンB群やカリウムは絹ごし豆腐の方が木綿豆腐より多いそうです。