世界一高い山はエベレストではなかった?

自然・生物

世界で一番高い山と言えば標高8848メートルの「エベレスト」というのは有名です。しかし、実は世界で32位の高さだということも知っていますか。

山の高さに使われる「標高」というのは、海面からどのくらい出ているかという海抜で決めています。

しかし、地球温暖化などの影響から海面の高さが変わることも考えられます。そうなると山の高さもかわってしまうのです。

そこで、海面の高さが変わっても山の高さが変わらないようにと、地球の中心から測った高さが「地心距離」というものです。

この地心距離で測定すると世界一高い山はアクアドルにある「チンボラソ」という山になります。そしてエベレストは32位です。

日本一高い山も富士山ではなく、日本最南端にある小笠原諸島の沖ノ鳥島になるのです。