線状降水帯って何?

自然・生物

近年よく聞く「線状降水帯」という言葉。

2014年広島県での大雨から注目されるようになり、気象庁では線状降水帯についての予報を2021年から発表しています。

「線状降水帯」とは、激しい雨を降らせる積乱雲が集まり、線のように存在する雨雲の様子です。

気象上では、「次々と発生する発達した雨雲(積乱雲)が列をなした、組織化した積乱雲群によって、数時間にわたってほぼ同じ場所を通過または停滞することで作り出される、線状に伸びる長さ50~300km程度、幅20~50km程度の強い降水をともなう雨域」になります。

同じ場所に数時間とどまる性質があるため、大雨災害発生の危険度が急激に高まることがあります。

過去に発生した台風以外の集中豪雨の約3分の2は線状降水帯によるものでした。線状降水帯の予報が出た際には自治体による防災情報や避難場所などを確認し、命を守る行動が必要です。