2月9日は「ふくの日」です。
フグの取扱量が日本一を誇る山口県下関の協同組合・下関ふく連盟が1980年(昭和55年)に制定した記念日です。
下関では、フグのことを「福」のように縁起がいいようにと「ふく」といいます。
ふくの日には、フグの豊漁、航海の安全を下関市の恵比寿神社で祈願します。
「フグ」は漢字で「河豚」と表します。中国でフグは、海よりも揚子江や黄河などの河にいるフグが親しまれていたことや、お腹を膨らませた姿が豚に似ていたこと、釣り上げた時に豚の鳴き声のような音がすることから、このような漢字になったといわれています。
フグには、テトロドトキシンという毒性を持つため、調理を行う際には専用調理免許取得者かその監督下にある者とされています。