新聞紙のギザギザ

文化・歴史

新聞紙の上下はギザギザになっていますが、その理由は新聞を切る裁断機の刃がノコギリのようになっているからです。

新聞紙は、大きなロールの紙に印刷をして裁断しています。

その時に、輪転機を回転させながら裁断しています。何枚もの重なった分厚い新聞紙を瞬間的にカットするには、まっすぐな刃よりもノコギリのようなギザギザの刃の方が刃物が紙に食い込み押さえつけながら切るので、ズレにくく失敗が少ないといいます。

輪転機を使うようになったのは大正時代以降だったようです。