間違って使っている人が多い「敷居が高い」という言葉

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会話でもしばしば使われることのある「敷居が高い」という言葉。

敷居とは、門や玄関、部屋の入り口などの引き戸やふすまなどを開け閉めするために下方に取り付けられた溝のついた横木のことです。

入りにくいという気持ちを表した「敷居が高い」という言葉ですが、実は正しい意味で使っている人は少ないといいます。

多くの人が間違って使っているのは、高級すぎたり上品すぎて身の丈に合っていないと思って入りにくいという意味です。

しかし本来は「不義理または面目ないことなどがあって行きにくい、入りにくい」という意味です。

そのため、「敷居が高くてこのお店には入りにくいという」と、その店で何か粗相などをしてしまい、行きにくいという意味になるのです。