「たらふく食べる」の「たら」は鱈

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「たらふく」とは、お腹いっぱいまでたくさん食べたり飲んだりすることを意味する言葉です。

「足りる」「足る」など、「十分になる」という意味の動詞「足らふ(たらふ)」に、副詞語尾の「く」が付いたものだという説があります。

漢字では「鱈腹」と書きます。

魚の鱈(タラ)は、とても大食いな魚でお腹が大きく膨れていることから、この漢字が当てられました。

鱈は体長1メートル以上あり、その約3分の2ぐらいの量のエサを飲み込んでいます。100種類以上もの魚やカニやエビ、イカなどが入っていることも珍しくないようです。