福男選び

文化・歴史

「福男選び」は、兵庫県の西宮神社で毎年1月10日午前6時に開始する神事です。

「赤門(あかもん)」と呼ばれる表大門(おもてだいもん)が午前6時に開かれると同時に、230メートル先にある本殿を目指して走り、1~3着までにゴールした人がその年の「福男」に認定されます。

福男はその1年間、西宮神社の行事に奉仕参加することが求められ、神社から遠くに住んでいる人でも同じだそうです。

女性も参加できますが、過去に3着以内に女性が入ったことはありません。

参加方法は前日の1月9日午後10時に受付が開始され、先着1500名がスタートの位置を決めるくじを引けます。

10日0時からくじを引き、先頭ブロック108人、その後ろのブロック150人、さらにその後ろのブロックが決まり、午前3〜4時頃にそれぞれの位置に集合、6時開門という流れです。

この神事の最古の記録が1921年で、走り参りという参拝方法がありました。現在のように3番までに入った者を福男とする方法は1940年(昭和15年)からだといいます。