1941年(昭和16年)に広島県の呉海軍工廠で、世界最大の戦艦として竣工された「大和」にはラムネ製造室が備わっていました。
戦艦の中での消化設備に二酸化炭素発生装置が設置されていました。
これを転用し、二酸化炭素と水、砂糖などを瓶に詰めることで簡単にラムネが作ることが出来たのです。
そのため、大和だけではなく多くの大型軍艦内にはラムネ工場があったといいます。
数少ない甘味でもあり、乗組員の嗜好品だったようです。
2005年(平成17年)の「大和ミュージアム」オープン時に、戦艦内でのラムネを再現し、現在でもお土産などで販売されています。