世界結核デー

生活・健康

3月24日は「世界結核デー(World Tuberculosis Day)」です。

1882年のこの日、細菌学者ロベルト・コッホ博士が結核菌を発見し発表したことにちなんで、1997年の世界保健総会で制定されました。

結核の撲滅を目指して制定された国際デーで、世界中で結核撲滅に向けてさまざまなイベントが行われます。

世界人口の23%にあたる約17億人が結核に感染していて、そのうち年間1,000万人が新たに結核を発病し、約160万人が死亡していると推計されています。

日本国内でも毎年約12000人が新たに発症して、毎年約1900人が結核で亡くなっているのです。

結核は結核菌によって感染し発症します。主に肺で増殖するため、咳や痰など風邪のような症状で2週間以上も長く続くのが特徴です。