世界マラリア・デー

その他

4月25日は「世界マラリア・デー」です。

結核やエイズ(後天性免疫不全症候群)と共に、人類に甚大な健康被害を及ぼしている世界3大感染症です。

マラリア原虫を持った蚊に刺されることによって生じる感染症で、世界中の熱帯・亜熱帯地域で流行しています。

予防や治療は可能ですが、医療環境の整っていない地域などではまだまだ死亡率が高い感染症になっています。

年間で約2億4700万人(2021年)が感染し、推計61万9,000人が死亡しています。

日本では比較的稀な輸入感染症のマラリアですが、年間50~100人前後が輸入感染症として届け出られています。日本人も渡航時はマラリアに感染しないように注意が必要です。

2007年(平成19年)に国連の世界保健機関(WHO)が制定しました。国際デーのひとつで、国際表記は「World Malaria Day」。

この日を中心に、マラリアの撲滅を呼びかけるイベントやキャンペーンなどが世界中で開催されます。