アイスと呼ばれているものは大きく4つの種類に分けられています。
まず、乳製品の中の水分以外の部分「乳固形分」の分量で、アイスクリーム類と氷菓の2種類に分類されます。
乳固形分が3.0%以上あるものが「アイスクリーム類」になり、3.0%未満のものが「氷菓」です。
カキ氷やアイスキャンディー、シャーベットなどが氷菓になり、カロリーが低くさっぱりとした味わいが特徴です。
アイスクリーム類は3つに分かれ、「アイスクリーム」は、乳固形分15.0%以上、乳脂肪分8.0%以上の製品で、植物油脂の添加は禁止されています。コクが深くミルクの風味が特徴です。
「アイスミルク」は、乳固形分10.0%以上、乳脂肪分3.0%以上で、アイスクリームよりあっさりとした味わいです。一部商品には植物油脂が使用されています。
「ラクトアイス」は乳固形分3.0%以上で、乳脂肪分の規定はありません。植物油脂が使われ、アイスクリームやアイスミルクより安価。すっきりした味わいでコクは少なく、カロリーが高めの商品もあります。
