昭和3年に日本でラジオ体操が開始しました。
アメリカでは日本より3年前に始まっていました。
日本には「簡易保険制度」がありましたが、その頃は日本人死亡率が高かったのです。
加入者の死亡率が高いと保険制度の存続が難しくなるため、対策を考えてアメリカに保険の実態調査に行きました。
そのアメリカで、「ラジオ体操で長寿」とラジオでの宣伝を聞いた日本人職員はこの宣伝を真に受け、加入者の寿命をのばすため日本でラジオ体操を広めたといいます。
ラジオ体操には「ラジオ体操第1」と「ラジオ体操第2」の二種類がありますが、それぞれ体操する対象者が違います。
「ラジオ体操第1」は子どもからお年寄り向けで、誰にでも簡単にできるように作ってあります。
第2は大人向けで、テンポが第1に比べて速く、力強い動きになっています。