熱中症になりやすい人として、体温調節機能の未熟さや衰えによって体内に熱がこもりやすい乳幼児や高齢者があげられます。
暑さを自覚しにくい65歳以上の高齢者は熱中症の半分以上を占めています。
他にも年齢を問わず熱中症にかかりやすい人として、体調不良の人、汗をかきにくい人、運動不足の人、寝不足の人、二日酔いや下痢などで体内水分が減っている人などです。
また、皮下脂肪が多いほど体内の熱が外に逃れにくくなるといわれ、肥満の人も熱中症リスクが高いといえます。
糖尿病、心臓病、高血圧、腎臓病、精神神経疾患、皮膚疾患などの持病も、体温調節機能の乱れの原因となることがあり、熱中症には注意が必要です。