クマの冬眠

自然・生物

クマは、樹洞、岩穴、土穴などに3ヶ月~半年冬眠します。

冬眠前に、果実・木の実・魚・虫・植物などを食べて皮下脂肪に貯えておきます。

皮下脂肪は冬眠中にぐっすり眠っていられる効果があります。

また、胃で消化されない堅いシダなどを食べておくと、栓のような働きをして腸が働かなくなり、腎臓などの動きも停止して眠りに入ります。

眠りに入ると、食事も排泄もせず春まで眠り続けます。

しかし、野生ではない動物園のクマは冬眠しません。

冬であっても飼育員から餌をもらい、周りからも守られているため、野生に比べて体力を使わないので冬も冬眠する必要がないのです。