船の名前

文化・歴史

日本の船の名前には「○○丸」など、よく最後に「丸」がつきます。

これは、昔、自分のことを指すときに使う「麿・まろ」が語源だといわれています。

「麿」は自分のこと以外でも、飼っている犬や刀など愛用品の名前にも付けていたといいます。

それが時代と共に「丸」に変化し、大切にしている船に付ける人が増えました。

また、欧米では長い航海で離ればなれになるので、妻や恋人の名前をつける習慣から、船に女性の名前がつけられていることが多いのです。