4月8日は「忠犬ハチ公の日」です。
1934年のこの日に渋谷駅前にハチ公の銅像が建てられたことにちなんで制定されました。
実はこの銅像の除幕式に、ハチ公自身も出席しているのです。
ハチ公は1923年に生まれ、1924年から東大農学部の上野博士に飼われていた秋田犬です。
博士を玄関先や渋谷駅まで送り迎えをしていましたが、1925年に博士が突然亡くなりました。しかし、その後も毎日渋谷駅で博士の帰りを待ち続け、1932年に新聞の記事に載ったのです。
そのことがきっかけでハチ公の存在が一気に世間に広まり、銅像を建てることになりました。
銅像が建った翌年にハチ公は10年余りの生涯を終えました。
現在のハチ公の銅像は2代目になります。初代の銅像は第二次大戦中に供出されました。