ラムネの中に入ってるのはビー玉ではなくA玉

文化・歴史

瓶のラムネの中に入っているガラス玉はビー玉ではなく「A玉」という名称です。

ラムネ瓶のフタとして使用できるほど歪みのない玉のことを、規格に合格した玉ということで「A玉」と呼んでいました。

一方で、生産の過程で傷が入った玉やフタとして使用できない規格外の玉を「B玉」と呼んでいたのです。

大量のB玉は当時ラムネを販売していた駄菓子屋などで子供たちに配られ、それが遊び道具として「ビー玉」となったのです。

ラムネ瓶は洗浄して何度も使用されるリターナブル瓶でしたが、中の「A玉」欲しさに瓶を割られてしまうことも少なくなかったくらい、人気が高かったようです。