牛の多くは北か南を向いて食事を食べているといいます。
放牧中の牛や鹿のほとんどが北か南を向いて休憩していたり食べていたりしているという結果があるそうです。
2008年にドイツとチェコの研究チームが米科学アカデミー紀要電子版に発表しました。
人工衛星から撮影した写真を公開している「グーグルアース」を活用し、世界の牧草地308か所の写真から牛8,510頭と鹿2,974頭の向きを調べました。
すると、大半が南北を向いていたという結果が。
研究チームは「回遊魚や渡り鳥と同じように地磁気を感知しているのではないか」と考えているようです。