樹木医(じゅもくい)とは、樹木の診断や治療、後継樹の育成、樹木保護に関する指導を行う専門家のことです。
樹木の生理・生態を理解し、調査、設計監理、維持管理業務に精通し、診断及び治療をとおして落枝、倒木などによる人的、物損被害の抑制や後継樹の保護育成ならびに樹木の保護・育成に関する知識の普及及び指導を行います。
樹木医の資格は、日本の民間資格で、合格率は毎年20パーセント前後です。
令和5年までの樹木医の認定者総数は3,272名です。
樹木医の資格を取得するには実務経験5年以上か、樹木医補の認定を受けてから1年以上の実務経験が必要になります。
年齢や勤続年数によって差はありますが、平均年収は約400万ほどで庭師と同じくらいともいわれています。