飛行機や船などで起きた犯罪は、どの国の法律で裁かれるのでしょうか。
犯罪が起きた地点の国か、それとも出国した国か、もしくは入国する国でしょうか。
基本的には、航空会社の所属する国の法律で罰せられます。
海域や空域、犯罪者がどの国の人間かも関係ありません。
そのため、飛行機内のトイレでの喫煙なども国によって厳罰になる場合も少なくありません。
航空会社を持つ大部分の国が、「航空機内で行われた犯罪その他ある種の行為に関する条約」に加盟しています。
条約が適用されるのは、離陸の作動したときから着陸の滑走終了するまでになります。