世界三大河川

自然・生物

世界三大河川は一般的に南アメリカ大陸の「アマゾン川」、アフリカ大陸の「ナイル川」、北アメリカ大陸の「ミシシッピ川」の3つの河川をいいますが、明確な基準はなく、日本において使われる用語です。

ミシシッピ川ではなく、中国大陸の「長江」が入ることもあります。

これは川の長さを基準にしていて長江が6,380km、ミシシッピ川が5,971kmと長江の方が長いのです。

一方で、流域面積ではミシシッピ川のほうが上位のためこちらが「三大河川」に入ることが多いです。

「アマゾン川」は南アメリカのブラジルを中心とした諸国の熱帯雨林を流れて、大西洋に注ぐ流域面積世界最大の川です。河川の高低差が少なく、豊かな自然の中に棲息する豊富な動植物を見ることができます。

「ナイル川」はアフリカ大陸東北部を流れ地中海に注ぐ世界最長級の川です。ナイル川の定期的な氾濫により形成された地力の高い土壌が、世界四大文明のひとつであるエジプト文明を育みました。

「ミシシッピ川」はアメリカ国内を南北に流れメキシコ湾に注ぐ北米最大級の川です。河口の都市ニューオーリンズは、ジャズの発祥地として名高い観光地です。