献血

生活・健康

人間の体内の血液量は体重の約13分の1、つまり8%程度です。

体内の血液の20%が急速に失われると出血性ショックという重い状態になり、30%が失われると生命に危険を及ぼすとされています。

血液量の12%は献血しても医学的には問題ないとされています。

献血後に減ってしまった血液の量は水分摂取で回復します。血液の成分の回復速度はそれぞれ異なり、血漿成分は約2日、血小板成分は約4~5日、赤血球は約2~3週間で回復します。

献血で定期的に血を抜くことで体内の老廃物やドロドロ血液を排出するなどのデトックス効果があるといいます。

また、減った分の血液を新しく作ろうと新陳代謝が活発になるともいわれています。

 昭和39年(1964年)、「輸血用の血液を献血によって確保する体制を確立」することが閣議決定されたことにちなんで、8月21日は「献血の日」とされています。