「義援金」と「支援金」の違いをご存知ですか。大きな違いはお金の使われ方です。
「義援金」は、直接被災者の手元に分配されて、生活の再建などに役立てられるものです。
義援金配分委員会が被災者数などを把握し、公平・平等に分配します。そのため、被災者の手元に届くまでには時間が掛かってしまいます。
また、義援金の配布作業も被災自治体が担当するため、大きな負担がかかります。
もう一方の「支援金」は、被災地で支援する活動に役立てられるお金になります。
寄付する人が応援したい団体などを自分で選ぶことができ、使い道もその団体の判断で柔軟に活用できる違いがあります。
支援金は義援金とは違い、すぐに被災地で役立てられるメリットがあります。
人命救助やインフラ整備などの復旧活動、NPO法人やボランティアなど現地で活動する人の支えとなるお金などです。