よく耳にする「青年実業家」という言葉。
若くして事業に成功し、高い収入を得ているというイメージがあります。
しかし、「青年実業家」の定義というものはなく、実際のビジネスの世界ではこの言葉を使用する人はいません。
ビジネス界では「経営者」や「自営業」と称するのが一般的です。
自分で会社を立ち上げなくても、親から譲り受けた店や会社も営んでいても、社員が一人もいない会社でも、倒産間近な会社であっても、経営していたら実業家といっても差しさわりがないのです。
また、青年というと20~30代の年代を指すことが一般的なので、世間ではその年代の経営者であれば、青年実業家と呼ばれるのです。