1月24日は「ゴールドラッシュデー」です。
ゴールドラッシュとは、新しい金鉱が発見された場所に採掘者が集中して人口が急激に増え、都市が発展することです。
世界最大といわれるゴールドラッシュは、1848年1月24日にアメリカ・カリフォルニアの製材所で働くジェームズが、朝の散歩で発見した川底の金から始まりました。見つけた金はエンドウ豆の半分くらいの大きさだったといいます。
金の発見の噂は広がり、翌年の1849年には一獲千金を求めてアメリカや海外から10万もの人がカリフォルニアに集まり、この人たちは「’49ers(フォーティーナイナーズ)」と呼ばれました。
最初の頃は、たった1日で約10年分もの収入を得る採掘者もいたようです。
人が集まり、道路、交通や教会、学校、農業、商業などが栄えて、200人くらいの都市が人口約36万人になり、1850年にアメリカ合衆国の31番目の州としても認定されました。
しかし、金鉱の金は取り尽くされて、ごくわずか大金持ちが誕生し、多くは来た時と変わらないくらいの財産のまま帰郷したといわれています。