雑学

文化・歴史

日本酒はなぜグラスになみなみと注ぐの?

お店で日本酒を頼むと、グラス一杯に注いで受け皿や升に少しこぼす入れ方をします。この入れ方を「盛りこぼし」や「盛り切り」「もっきり」などといいます。江戸時代の日本酒を量り売りしていた時代の習慣ともいわれ...
生活・健康

体温計の目盛り

一般的なアナログ式体温計には42度までしか目盛りがありません。人間は熱が出てもせいぜい40度で、41度を超えると意識がなくなり昏睡状態になります。さらに42度を超えると、人体を構成しているタンパク質が...
文化・歴史

黄色い声ってなんだ?

女性のキャーキャーしたかん高い声や歓声を「黄色い声」といいますが、使われ始めたのは江戸時代末期だといわれています。小説や俳句などで声を色で表現することが流行しました。中国では「黄」の字を、「ただ事では...
自然・生物

動物たちの握力

動物に正しく握力計を握らせて、精いっぱいの力で握るということをさせられないため、動物の正確な握力を測るのは不可能です。しかし、動物たちの生活している行動などから推定できる握力の数字が出ています。人間の...
文化・歴史

どうして「助六寿司」っていう名前なの?

いなり寿司と巻き寿司が入ったものを「助六寿司」といいますが、この名前で呼ぶようになったのは江戸時代ごろといわれています。現在でも人気の高い歌舞伎十八番の一つ「助六由縁江戸桜」という成田屋の演目が、当時...
文化・歴史

「鍋奉行」という役職?

「鍋奉行」とは、鍋料理の際に具材を入れるタイミングや位置、味付けなど、みんなで囲んで食べる鍋を仕切る人のことをいいますね。しかし、この「鍋奉行」という言葉は江戸時代初期にはありました。「奉行」とは武家...
文化・歴史

凧揚げは元々イカだった?

日本に初めて凧(たこ)が伝わってきたのは平安時代だといわれています。当時は「紙鳶」と呼ばれ、風に乗ってくる魔物や病気などを防ぐ「厄払い」とされていました。その後、戦国時代では武士が通信手段として凧を使...
文化・歴史

吊り橋の日

8月4日は「吊り橋の日」です。「は(8)し(4)」(橋)の語呂合せから、長さ297m高さ54mの日本最長の鉄線の吊り橋「谷瀬(たにぜ)の吊り橋」などがある奈良県十津川村が制定しました。十津川村内には約...
趣味・スポーツ

ラグビーボールが楕円形の理由とは?

昔のボールは豚の膀胱をふくらませて、それに皮を張り合わせて覆いボールを作っていました。豚の膀胱は軽くて適度な弾力があり、ボールに最適な素材でしたが、豚の膀胱は細長いので、空気を入れるとどうしても楕円球...
その他

飛行機は離着陸時になぜ消灯するの?

飛行機が離着陸するときに、客室の照明を暗くされることがあります。(航空会社や時間帯にもよるようです。)これは緊急事態に備えてのことです。万が一のトラブルが起きたとき、客室内の照明が消えてしまうことがあ...
その他

郵政記念日

4月20日は「郵政記念日」です。1871年(明治4年)のこの日、それまでの飛脚制度に代わって新しく郵便制度が実施されたことにちなんで、逓信省(日本郵政グループの前身)が制定しました。後に「郵便の父」と...
文化・歴史

ワタナベさんは節分の豆まきは不要!?

「わたなべ」姓の家では節分の豆まきの必要がないといわれています。その由来は、平安中期に活躍した渡辺綱(わたなべのつな)という人。源頼光に仕えた武士の中で特に優秀な4人が通称「頼光四天王」の筆頭で、京都...