立っている雛人形

文化・歴史

00雛人形のルーツは、立っている人の形をした紙を川に流す「流し雛」だったといわれています。

その後、人の形をした紙から雛人形へと変化していきますが、江戸時代の初期頃までは立っている雛人形「立ち雛」が主流でした。

江戸時代の後期には座っている雛人形が多くなり、15人フルセットの七段飾りなど豪華なものが昭和時代に人気となりました。

最近は住宅事情や核家族などの影響でシンプルでコンパクトな雛人形が人気です。幅のとらない立ち雛もまた徐々に注目されてきています。