天気が悪いとチューリップの花びらは開かない?

自然・生物

チューリップは、曇りや雨の日など太陽が出ていない時、夕方~夜間は花びらを開きません。

チューリップは気温によって、花びらの内側の細胞と外側の細胞が膨張します。内側は18~25℃、外側が8~15℃で膨張するとされています。

太陽が出て、18℃を超えると内側の細胞が膨張して、花びらが開きます。日光が当たり、さらに内側にも光が入り温度が上昇すると更に大きく開いていきます。

陽が沈み、気温が15℃を下回ると外側の細胞が膨張して、花びらが閉じるのです。

だいたい1週間くらいこの状態を繰り返すと、花が散ります。