命綱を着けて、高い場所から飛び降りるバンジージャンプですが、起源はバヌアツ共和国のペンテコスト島で行われる儀式「ナゴール」だといわれています。
成人の儀式であり、豊作を願う儀式でもあります。
足首に芋のツルを巻きつけて、高さ約30メートルの矢倉から飛び降ります。
矢倉は毎年、村の人が1か月以上かけて作り、足に巻き付けるツルは飛び降りる本人が森で探して決めます。
ツルが途中で切れて落下することももちろんあり、毎回、死者やケガ人は多く出るそうです。
参加者は男性だけで、年齢は決まってはいません。しかし、飛ばないといつまでも一人前と認められないようです。