クリスマスツリーの飾りの意味

文化・歴史

クリスマスツリーには様々なオーナメントを飾りますが、それぞれに意味があるのをご存知ですか。

まずはツリーの一番上に飾る大きな星です。ツリートップやトップスター、ベツレヘムの星と呼ばれたりします。ベツレヘムは、イエス・キリストが生まれた地であり、この星はキリストの誕生を象徴しています。

天使の飾りは、聖母マリアがイエス・キリストを身ごもった時に受胎告知をした天使ガブリエルを意味しています。一部の国では、トップにスターの代わりに天使を飾ることもあるそうです。

ベルは、イエス・キリストの誕生を告げたときに鳴らされ、喜びの象徴とされています。また、魔除けの効果もあると言い伝えられています。

ヒイラギや松ぼっくりは、豊穣や豊作への願いが込められています。

丸いオーナメントボールは、アダムとイブが口にしてしまった禁断の果実の象徴です。昔はリンゴを飾っていましたが、不作でリンゴが飾れなかったため変わりに飾ったものがオーナメントボールだったといいます。