1月12日は「スキーの日」です。
1911年(明治44年)のこの日にオーストリア軍人のレルヒ少佐が新潟県上越高田陸軍歩兵聯隊の青年将校に本格的なスキーの指導を行ったことにちなんで制定された記念日です。
日露戦争でロシア帝国に勝利した日本陸軍の視察を目的に、レルヒ少佐は交換将校として来日しました。
陸軍はレルヒ少佐のスキー技術に注目し、14名のスキー専修員に技術を伝授してもらいました。約1年過ごした高田で34回ものスキー講習が行われたようです。
当時は現在のように2本のストックは使用せず、一本の杖で滑る「一本杖スキー」でした。
レルヒ少佐の名前は、スキーを履いた新潟県のゆるキャラ「レルヒさん」にも使われ、地域やウィンターレジャーの活性化に活躍してくれています。