ブラジャーの日

文化・歴史

2月12日は「ブラジャーの日」です。

1913年(大正2年)のこの日、アメリカ人女性のメアリー・フェルブス・ジェイコブが、ブラジャーの原型となるハンカチをリボンで結んだ製品を発明し、翌年に特許を取得したことにちなんで、日本の下着メーカーのワコールが「ブラジャーの日」を制定しました。

しかし、古代メソポタミアの壁画に女性の胸を覆う下着のようなものが描かれていたため、紀元前3000年に存在したと思われます。当時のブラジャーの形状はベルト状で、胸が揺れ動かないように支える目的として使われていたようです。

日本には、大正末期から昭和初めにかけて取り入れられました。

ブラジャーとはいわず、「乳房ホルダー」「乳房バンド」という名称で雑誌や広告に載っていました。また、衛生用品として薬局で売られることが多かったといいます。