1894年(明治27年)3月9日に、日本で初めての記念切手が発行されたことにちなんで制定された記念日です。
明治天皇・皇后両陛下のご成婚25周年を記念したもので、菊の紋章に雌雄の鶴2羽が描かれたデザインでした。
2種類発行され、ひとつは紅色の内国用封書用で2銭、もうひとつは青色の外国用封書用で5銭でした。
それまで日本では記念切手が存在しなかったため、在留している外国人が祝典の記念切手案を新聞に投書したことから、始まりました。
しかし、発行決定が祝典の1カ月前という時間がない中で、原版から印刷まで不眠不休の作業で仕上げたといいます。
