祝日と祭日の違い

文化・歴史

「祝日」は、建国や独立などのその国の歴史的な出来事に由来したり、功績のあった人物を称えて制定された記念日となっています。

「祭日」は、皇室で重要な儀式や祭典が行われる日の事でしたが、昭和22年に「国民の祝日に関する法律」が施行され「祭日」はなくなり、この法律で定められている休日は全て「祝日」となっています。

戦前に「祭日」とされ、現在では「祝日」として引き継がれているものは、元旦・建国記念日・春分の日・昭和の日・秋分の日・文化の日・勤労感謝の日となります。

ちなみに、6月だけ祝日がないため「山の日」を6月にする案があったのですが、ゆとり教育による学力低下により、授業日数が減らない夏休みに合わせて8月に制定されました。