「花冷え」とは、気温が徐々に上がって桜の咲く時期に急に冬のような寒さが戻ってくることをいいます。
花冷えが起こると、桜の咲いている期間が長くなるともいわれています。
3月下旬~4月上旬に使われることが多く、春の季語でもあります。
使い方としては、「急な花冷えで体調崩しそう」「花冷えの一日だった」「ここ数日、花冷えが続いているね」などです。
手紙などの時候の挨拶の場合は、「花冷えの候、いかがお過ごしですか」「桜もいよいよ本番という季節に花冷えが続きますが、いかがお過ごしでしょうか」「花冷えの候、皆様にはますますご健勝のこととお慶び申し上げます」など。
結びの挨拶では、「花冷えの折、ご自愛下さい」「花冷えにより、風邪など見されませんようお気を付けください」などです。