セミの鳴き声はスマートフォンをはじめとする携帯電話を通すと、通話相手には聞こえなくなります。
これは周波数の違いによるものです。
携帯電話が対応している周波数が300~3500Hz(ヘルツ)になりますが、セミの鳴き声は4000hz以上という高い音なので、相手には聞こえないのです。
同じように約4500Hzの鈴虫の鳴き声や、約5000Hzのキリギリスの鳴き声も電話では聞こえません。
もっと周波数の高いバッタのハヤシノウマオイは約12,000Hzあるので電話だけではなく、10,000Hz以上の音が聞き取り難くなる60歳以上には鳴き声自体も聞こえないといいます。