メガネ拭き

科学・技術

雨粒や埃、砂、花粉、指紋など、メガネに付着する汚れはさまざまですが、一般的な布では完全に拭き取れないほど微細です。

メガネ拭きに使われている超極細繊維は、指紋や皮脂などの汚れを細かい繊維の間の「ミクロポケット」に取り込んで拭き取ります。

この繊維は約2~6μmの太さで、汚れに入り込みやすい特性があります。

また、この方法で汚れを取り込むため、布の表面に汚れが残りません。

しかし、汚れたメガネ拭きを使ってメガネを拭いてしまうと、メガネ拭きに付着している汚れでメガネレンズに傷が付く可能性があります。定期的な洗濯でメガネ拭きの性能を維持することも重要です。