11月9日は「119番の日」です。
電話番号119にちなんで、消防庁が1987年(昭和62年)に制定しました。この日から1週間は「秋の全国火災予防運動」が行われます。
119番通報件数は1年間で約870万件になり、3.6秒に1回、14.8人に1人が119番通報をし
ていることになります。
救急車の出動は1日平均(コロナ前)で約1万7000件、1年間に全国民の23人に1人が搬送されたこと
になります。
119番通報の際、消防本部の指令員から最初に「火事ですか?救急ですか?」と聞かれます。
火事の場合は、住所、何が燃えているか、逃げ遅れはいないかなどが聞かれ、救急の場合は、住所、誰がどういう状況なのかなどが聞かれます。
また、間違いや子どものイタズラも多く、もし間違えて通報してしまった場合は、すぐに切らず「間違いました」の一言はとても重要です。すぐに電話が切れた場合でも異常がないか追跡しなくてはならないため、間違いを伝えることでその作業が省かれるのです。