花粉が多く飛散する時期によく見られる花粉光環(かふんこうわん)。
太陽の周りを囲むように、何重にも虹色に彩られた環が掛かる現象のことです。
太陽の光は、花粉などの障害物によって太陽の光は「回折」といって光が曲げられたり、分光して見えます。
この曲がった光が、輪になるように集まるのです。このときに、赤色系の光ほど大きく、青色系の光は緩やかにカーブするため、輪の外側が赤色になるのです。
花粉の飛散量が多いほどはっきりと見られます。
よく見られる条件としては、黄砂や黄砂やPM2.5などが少ない雨の後の晴天で、風が吹いてスギ花粉が大量に飛散しているときです。